『手塚マンガで憲法九条を読む』。
先日、参議院議員選挙が行われました。
争点の一つにもなった(?)憲法改正。
こんな本があります。
『手塚マンガで憲法九条を読む』。
2018年6月に刊行された最近の本です。
手塚先生が訴えていた、反戦、戦争の悲惨さをテーマにした作品を掲載しており、
憲法九条がいかに大切なものか今の日本がいかに平和かを知らせてくれます。
解説は、井上ひさしさん、大江健三郎さん、鶴見俊輔さん、梅原猛氏らが呼びかけた『九条の会』事務局長で東大教授の小森陽一さん。
歴史と絡めていたり、描かれた時代の背景、現在の政治に通じることなども書かれており、とてもわかりやすいです。
収録作品はこちら。
どれも手塚先生の思いがこもった名作だと思います。
また、手塚先生の作品の中でも戦争などを扱っている作品は多々ありますが、読みたいならこれらをお勧めします。(関連書籍も紹介)
手塚治虫と戦時下メディア理論 文化工作・記録映画・機械芸術 (星海社新書)
- 作者: 大塚英志,牧野守
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2018/12/27
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (1件) を見る
戦争の記憶―手塚治虫セレクション (SAN-EI MOOK 手塚治虫セレクション)
- 作者: 手塚治虫
- 出版社/メーカー: 三栄書房
- 発売日: 2015/07/18
- メディア: ムック
- この商品を含むブログを見る
アドルフに告ぐ 下巻―手塚治虫が遺した戦争マンガシリーズ 第4弾 (SHUEISYA HOME REMIX)
- 作者: 手塚治虫
- 出版社/メーカー: ホーム社
- 発売日: 2011/08/26
- メディア: ムック
- この商品を含むブログを見る